■IVRC 2000 体験記

○戦い終えて

 正直な話、ここから先はあまり書きたくないというのが心情。というのも、ARIEL−バーチャルチャンバラ。負けました。心から敗北を認めたのは久しぶり。賞、感動、すべてをARIELに持っていかれた気がする。感極まって泣かれた日にゃぁ、わし等は敵役に徹するしかないじゃないですか。ARIELのキャプテンの肩を抱く舘先生の目のやさしいこと。たしかに、二日目に雰囲気作りのために徹夜し、冬将軍に敗北した僕らに比べ,死にそうになりながら、コンテスト直前まで作成していたARIELには勝者の風格がある。ギミックもすごかった。反力を感じた瞬間負けを意識しましたもの。

○跡を継ぐものたちへ

 敗北をありがとう。いやー負け惜しみです。やはり企画当初から感じていたことだけど、既存の技術を無難にまとめ上げるだけでは勝負には勝てない。やっぱり、僕らはいい意味で裏切られたいもの。そう来るかぁ〜ってな感動を味わいたいもの。実際にできたらすごいと思っていたことを極限状態の中でやり遂げたARIELの実力はすごい。でもね、認めるからこそ倒したい。感動したり、打ちのめされた時にそれを享受するだけじゃなく、そいつを超えてやろうとする気概を持ちたいじゃないか。というのが今回感じたことであり,これから参加する人に感じてほしいことなのかな。

集え!!若人ども!

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